ピラティス業界に限らず、インストラクター業は今や大人気の職業です。
インストラクターとして働く場合、働き甲斐や環境以外にも収入もしっかり見据えて考えたい方も、多くいらっしゃると思います。
この記事では、ピラティスインストラクターの収入の実態とインストラクターとして安定した収入を得るための戦略について紹介していきたいと思います。
INDEX
儲からないと言われるピラティスインストラクターの実際の収入
ピラティスインストラクターは世間から儲からないイメージを持たれています。
しかし、実際は、指導する場所や指導歴、クラスの形式によって大きく異なります。
一部では低収入とみなされる場合はありますが、働き方次第では十分な収入を確保することが可能です。
ピラティスインストラクターとして収入を増やす多様な方法
ピラティスインストラクターが収入を増やす方法として、スタジオで正社員として勤務、フリーランスでの独立、自身のスタジオの開設などがあります。
またオンラインクラスの提供やプライベートレッスンなど実施することで、収入は向上するため効果的です。
ピラティスは幅広い年齢層が行う大人気のエクササイズであることからニーズもさまざまであり、より広いクライアント層にアプローチできれば、収益の多様化を図ることができます。
スタジオ所属の正社員として指導する
ピラティスインストラクターとして正社員になると安定した収入と福利厚生が受けられます。
正社員として週5日8時間の間に一定のクラスを担当することでファンがつきやすく収入面だけではなく、達成感・やりがいなども高めることができるでしょう。プライベートレッスンやクラスの集客率は賞与に反映されやすく自身の頑張り次第では、会社員の平均的な収入を上回ることが期待できるため、インストラクターになりたての人や、未経験の人は正社員になり経験を積むことが最適だと言えるでしょう。
フリーランスとして独立しピラティスを提供する
個人として、ヨガスタジオやフィットネスジムと業務委託契約を結び、レッスンごとに収入を得られます。1つの場所にとどまらず、複数の場所で働らけるため、報酬は経験や能力、実績に応じて歩合制で支払われ、1レッスンあたりの報酬は2,000円から5,000円と幅が広いです。需要が高ければ、さらに高額な報酬を得ることも可能です。フィットネススタジオはピラティスのみならず、多種多様なレッスンを提供するため、自己宣伝に力を入れることでファンをつけ、集客力をつけることが重要になります。
個人スタジオの開設と運営
ピラティスインストラクターとして働く人は個人スタジオを持つことを目標にしている人も多くいると思います。
自身のピラティスに対する考えをスタジオコンセプトとして反映させ独自の路線でスタジオを運営させることが可能です。
この選択は、スタジオを開設資金と運営知識が必要になりますが、長期的にみると高い収益とブランドの確立が期待できます。
ピラティスインストラクターとして収入を最大化する技術
SNSやYouTubeの活用
ピラティスインストラクターが収入を増やすには、SNSやYouTubeなどを活用することが最適だと言えます。
SNSやYouTubeは娯楽のためだけではなく、情報収集のツールとしても使われているため、自身の体の不調を改善するための有益な情報を探しているユーザーと繋がることもできるでしょう。
そこから、オンラインコミュニティなどを開設し、特定の地域だけではなく、全国や世界各地のファンをつけることも可能です。
SNSやYouTubeには直接的な収入だけではなく、広告からの収入も期待できます。
パーソナルトレーニングとプライベートレッスンの実施
ピラティスインストラクターが提供するパーソナルトレーニングやプライベートレッスンは、クライアントの個別性に合わせ、よりニーズに応じたレッスンのカスタマイズが可能で収入の向上にもつながります。
プライベートレッスンはクライアントとの直接的なやり取りになるため、自身が設定した料金が収入につながります。
儲からないと言われてもピラティスインストラクターを目指すべき利点
ピラティスインストラクターとしてのキャリアは経済的利益を超えた多くの報酬を提供します。ピラティスインストラクターとして他者の心身の健康を促進し、インストラクター個人のウェルビーイングに対しても大きな影響を与えることが可能です。
さらに、柔軟な勤務時間と独立した職業選択ができることも魅力の1つだと言えるでしょう。