ピラティスインストラクターとして専門スタジオやフィットネスクラブで働く際には、必ずと言っていいほど実技と面接を含んだオーディションが行われます。
実技では、技術力や、指導スキルなどを評価されますが、面接では意欲と熱意を自分の言葉で表現しなくてはなりません。
オーディションを準備している方の中にも、面接分野に対して不安感を抱えている人は少なくないのではないのでしょうか。
ここでは、面接で、意欲や熱意を表現できるようになるための方法をお伝えします。
INDEX
ピラティスインストラクターの志望動機で評価されること
スタジオやフィットネスクラブで面接をする際に、最も評価されるのが志望動機です。
応募者が、ピラティスに対してどのくらいの熱意があるのか、インストラクターとしてクライアントに対して正しいピラティスの理論や技術を伝えられるのか、安全管理に対してどのくらいの意識が向いているのかなど、面接官とのコミュニケーションを通じてインストラクターとしての役割をどのくらい理解できているのかを伝えなければいけません。
ここでは、4つの重要なポイントをお伝えします。
1. ピラティスに興味を持ったきっかけ
志望動機を考えるうえでの基盤となるのがきっかけです。
自身の健康に対する考え方や、以前の経験からピラティスが自身に対してどのよう影響を与えたのかなど、どのくらいの熱量をピラティスに注いでいるのかを面接官は評価します。
ピラティスに出会う前と現在でどのくらいの心身の変化があったのかなどを織り交ぜながら、自身の率直な思いを伝えることが大切になります。
2. ピラティスに対する個人的な見解
現在では、ピラティスは多くの人に愛されています。
老若男女誰でも実践できるエクササイズで、始めたきっかけや続けている理由などは多岐にわたります。
ピラティススタジオも数多くあり、スタジオによってもコンセプトや理念も多様です。
面接官は、応募者に対して「ピラティスというものが個人、社会にどのような利益をもたらすのか」の意見を聞き、応募者がこのスタジオに合っているのか、一緒に同じ目標に向かっていけるのか、を判断します。
自分が考えるピラティスを言葉にできるようにすることと事前にスタジオの理念やコンセプトを下調べして、自身が考えるピラティスと相違がないか確認しておきましょう。
3. インストラクターを目指したきっかけ
ピラティスを実践する側から伝える側になることは、ピラティスに対する深い情熱と自身の経験から他者に対しても自信と同じようにピラティスの効果を感じてほしいという思いがあったのでしょう。
ピラティスの効果が表れるまでに時間がかかる人もいます。
インストラクターはただ教えるだけではなく、参加者が続けたいと思えるレッスンを提供しなければいけません。
指導方法やレッスンの内容もアップデートし続け常に刺激的で継続的な成長の機会を与えられる気持ちがあるのかを面接官は見極めます。
今一度、インストラクターを目指したきっかけを振り返り、言葉にできるようにしましょう。
4. どうしてこのスタジオで働きたいと思ったのか
先述したように、ピラティスブームによって日本中に多くのスタジオがオープンされてきています。
スタジオの理念やコンセプトは多岐にわたりますが、スタジオ側は長く働き続けてくれるインストラクターを探しています。
自身の価値観や雰囲気に合うスタジオなのかを面接前にリサーチし、スタジオのどんなところが自分に合っているのかを明確にしましょう。
ピラティスインストラクター未経験の方やピラティス自体が未経験の方の場合、新卒や未経験者の場合は経験よりも情熱や意欲が評価されます。
どうしてピラティスを生業にしたいと思ったのか、健康・ウェルネス分野にどのくらい興味関心があるのか、を伝えることが重要です。
ピラティスの歴史や効果などを勉強するとともに、実際にピラティスを体験し、自身にどんな影響を及ぼしたのかを感じてみてはいかがでしょうか。
まとめ
面接で、意欲や熱意を表現できるようになるための方法をお伝えしました。
4つのポイントをお伝えしましたが、一番重要なのは素直に自分の気持ちを表現することです。
今までの自身の経験を振り返りながら、ピラティスインストラクターとして自身がどのような影響を与えられるのかを考えてみましょう。