すっかり世界中でヨガは多くの人が日常的に取り組むものとなりました。ヨガを実践する人が増えるにつれて、ヨガインストラクターというキャリアを選択する人も増えています。
また、長くヨガインストラクターのお仕事をしている方も今後のキャリアについてお悩みかもしれません。
今回はヨガインストラクターとしてどのように成長し、専門性を深めるかといった点やさまざまなキャリアパスの可能性について解説していきます!
まずは、未経験からヨガインストラクターになる場合
未経験からヨガインストラクターになるには、未経験からでも応募できるヨガスタジオに応募する場合や、信頼性の高いヨガの資格を取得しその後でヨガスタジオに応募したりフリーランスで働き始めたりといった方法があります。
ヨガインストラクターをメインのお仕事にするのであればしっかりと資格を取り毎日の自己実践や先輩たちから学び技術を身につけることが大切です。正社員で勤務することができれば正社員のヨガインストラクターの道を選ぶのがおすすめです。
フリーランスの場合は勤務スタイルの自由が効きやすいといったメリットもあれば不安定になりやすいというデメリットもあります。ご自身のライフスタイルに合わせて働き方を決めていきましょう。ヨガスタジオなどで実践的な経験を重ね、スキルを身につけていくことで自信をつけていきます。
キャリアパスその1:スペシャリストを目指す
ヨガには様々な分野があり、専門性が存在します。ヨガインストラクターとしてのキャリアをより発展させていく一つの方法として自分の興味に基づいた専門性を追求する道があります。
例えば、アシュタンガヨガ、ヴィンヤサヨガ、パワーヨガ、ハタヨガ、クンダリニヨガ、ビクラムヨガ、陰ヨガなど様々な流派があります。それぞれの流派に独自の特徴や効果があるので自分の目標やこれまでの体験に合わせて選んでいくと良いでしょう。
またどのような層にヨガを提供するかという観点でもスペシャリストを目指す方法があります。
例えば、妊娠中の方、高齢者、ストレス解消したい人、など特定の層に向けたヨガ指導を行うことでその道のスペシャリストとして極めていくことができます。
ヨガの道を極めていきたい!と考えている方にはこのようなスペシャリストのキャリアを目指すのもおすすめです。
キャリアパスその2:教育者を目指す
ヨガインストラクターのトレーナーになるという道もあります。
インストラクターの教育機関や所属スタジオなどでインストラクタートレーナーとなり、新米インストラクターや他のインストラクターの指導や育成に関わります。
自分のこれまでの経験や知識を活かして新しいプログラムを開発したり、インストラクターが育っていく過程に携われたりすることがやりがいになるかもしれません。
トレーナーという教育者の道にいくことでまた新しい視点でヨガと関わることができるようになる可能性もあります。
キャリアパスその3:ヨガスタジオの運営、経営
ヨガスクールの運営や経営に携わるという道もあります。例えば、いきなり自分のスタジオをオープンするのは勇気がいるという方は既存のスタジオで運営に関わりノウハウを身につけ経験を積むという方法もあります。
もちろん、ご自身のヨガスタジオをオープンし経営する道を選ぶのも良いでしょう。
スタジオを経営する際は基本的なビジネス知識を身に付けたり、ビジネスプランの作成、自分以外にもインストラクターを雇用するかどうか、ヨガクラスのプランニング、マーケティングなど多くのことを行う必要があります。
また、ご自身が常に学び続けることも必要です。最新のヨガのトレンドや世の中の動向を追いながら自身のスタジオをよくしていくよう努めていきましょう。ヨガ関係のコミュニティやイベントに参加してつながりづくりをしていくことも大切です。
自分らしいキャリアを歩んでいきましょう!
このように、ヨガインストラクターのキャリアパスは様々あります。
もちろん、ヨガスタジオで正社員として長く働く選択やフリーランスとしてスタジオやフィットネスジムなどで業務委託契約をして働く選択もあります。
ヨガスタジオをオープンするのではなく小さなサークルのような形式から少しづつ大きくしていくのも良いでしょう。
大切なのは自分がどうありたいか、何が好きか、ヨガとどのように関わっていきたいかといったことをしっかりと見つめ直すことです。皆様が素敵なキャリアを築いていけますように!