新しいキャリアを歩みだすときに年齢を気にして前に進めない方もいると思います。
人生100年時代の今、新しい挑戦をするときに年齢を気にする必要はありません。
この記事では、年齢を重ねてからもヨガインストラクターとして活躍できることをお伝えしていきます。
INDEX
ヨガインストラクターの年齢層
ヨガインストラクターの平均年齢は、30代~40代といわれています。
しかし、ヨガインストラクターを目指す養成コースには20代~60代と幅広い年齢層の方が参加されています。
元々、ヨガはリハビリを目的として開発されたエクササイズで、一般的なスタジオプログラムに比べて身体負担が少ないことから、老若男女どなたでも取り組めるものです。
年齢を重ねたインストラクターの需要
シニア向けクラスの需要が高い
年齢を重ねたインストラクターには、需要がないと思われているかもいらっしゃると思いますが、とくにシニア向けのヨガクラスの需要が高いのです。
シニアヨガの目的は主に、健康維持と運動能力の向上です。
年齢を重ねるにつれ、身体は徐々に変化していきます。とくに筋肉量は30代から10年ごとに3~5%ずつ減少していき、男性では一生の間に総筋肉量の30%が減少します。
また、関節に炎症が起こり、変形性関節症を発症するなど、加齢に応じて身体は著しく変化していきます。
このような身体変化に対応すべく、柔軟性やバランス感覚、姿勢を改善させることを目的とした低衝撃の関節にやさしいエクササイズを提供しなければいけません。
同世代のクライアントからの共感性が高く、安心感を与えられる
年齢を重ねたインストラクターは、同世代のクライアントと生活の類似と身体の変化への理解が深いため、クライアントのニーズに応じたエクササイズを提供することが期待できます。
若年層から高い信頼性と希望を与えるられる
さらに、若年層にも高い信頼性とインスピレーションを与えることができます。 若年層のクライアントに対しても、長いキャリアを通じて蓄積された知識や経験を共有し、若年層に対して健康維持に対する意識の向上と、ヨガの有用性を示せます。
ヨガの資格取得に年齢制限はない
ヨガの資格を取得するための年齢制限はなく、どの年齢層からでもヨガを楽しむことが可能です。
ヨガは老若男女どんな方でもできるエクササイズであることから、幅広い年齢層のさまざまな背景をもったインストラクターを輩出することはヨガの普及とアクセスの向上に貢献しているのです。
ZENPLACEでは、さまざまな経歴やバックグラウンドがあるエデュケーター(インストラクター)が多く所属しています。
ぜひご覧ください。
エデュケーター一覧:ヨガ・ヨガ専門スタジオ zen place
年齢を重ねたインストラクターの活躍の場
年齢を重ねたインストラクターは、主にオンラインプラットフォームや医療機関、公民館などの公共施設で活躍している人が多いです。
これらの場所では、先述したようなシニアヨガのクラスの需要があります。
オンラインプラットフォーム
オンラインプラットフォームでは、地理的に広範囲の移動が困難である方や、遠隔地に住む人々には、日ごろの運動する機会が少ないため、オンライン上でのレッスンの提供は、そのような人々に対して絶好の機会だと言えます。
地域の公民館やコミュニティーセンター
地域の公民館やコミュニティーセンターでは、地域の方々に定期的にヨガを提供することが可能です。
参加者の年齢はさまざまで、幅広い年齢層に対してヨガを提供し、住民の交流をうながし、コミュニティ全体の健康増進とウェルネス意識の向上に貢献できます。
高齢者施設や医療機関
高齢者施設や医療機関などでのヨガの提供は、身体機能の向上と年齢層の高いクライアントの身体特徴に応じたより独自性の高いクラスを提供することで、参加者の健康意識の向上と生活の質の向上に貢献できます。
今は、日本全体の健康意識が高く、以上の場所以外にも、専用のスタジオは増え、フィットネスクラブでもプログラムの新設や増設など、ウェルネスに関係する施設には、ヨガインストラクターの活躍の場所は増えてきています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
冒頭にも記したように、今や人生100年時代と呼ばれる時代です。
新しい挑戦を始めることに遅いなんてことはありません。
コロナ禍や東京オリンピックから日本全体の健康意識や運動意識は日に日に高くなっていきます。
ヨガは美容目的だけではない身体機能の向上や健康維持に効果があることも認知されて年齢を重ねてからヨガを始める人も多くいます。
年齢を重ねたインストラクターがレッスンを提供することは、そのような人々にも刺激を与えるとともに若年層の健康意識の向上に貢献していきます。
ぜひ、この記事を読んで少しでもヨガインストラクターに興味をもってくださった方がいたらうれしいです。